マーケットトレンド の 日本生命・損害保険 産業
個人保険契約件数および保有契約件数の増加
2018年の個人保険の新契約件数は2,253万件(前年比130.4%、転換含む)、給付金額は66兆7,300億円(前年比116.4%、転換による純増含む)となった。終身保険、定期保険、がん保険が好調で、新契約件数、給付金額は大幅に増加した。個人保険の保有契約件数は1億8,129万件(前年同期比104.8%)、給付金額は8,486億9,000万円(同99.5%)となった。保有契約件数は11年連続で増加している。また、近年の医療保障の補完傾向が死亡保障の金額を抑制し、前年並みとなった
自動車保険の優位性:
自動車保険(自賠責保険を含む)は日本の純保険料の60%を占める。等級制度により、契約者の事故歴に基づいて保険料が決定される。自動車保険の販売は政府が独占しており、その割合は4%である。高度なテレマティクスの普及に伴い、自動車業界では大きな変化が予想される